dog24 愛犬の肉球。その形や感触に、癒されている飼い主さんは多いはず。

でも、最近なんだか肉球がカサカサしているような…
子犬の頃はプニプニしていたのに、今は硬くて少しひび割れしているかも。

そんな愛犬の肉球のカサカサやひび割れ、正しいケアで改善させてあげませんか?

ということで今回は、愛犬の肉球ケアについて。
カサカサ乾燥を防ぐ対策や、ひび割れてしまった時の正しいケア方法まで、詳しく解説していきます!

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犬の肉球の役割って?

犬の肉球は、歩くときのクッション材の役割を担っています。ほどよい厚みと弾力によって、地面からの衝撃を吸収しているんですね。

また、犬の体の中で唯一汗をかける場所で、汗をかくことで肉球の乾燥を防ぎ、滑らずに歩けるんです。たくさんの神経が集まっている部分でもあり、例えるなら人間の指先。肉球を通して、地面の温度や感触を感知しています。

犬にとっても、肉球はとても大切な部分なので、きちんとケアしてあげたいところです。

肉球がカサカサする原因は?

dog15 子犬期は柔らかかった肉球が、成犬になるにつれて、多少硬くなるのは自然なこと。

ですが、肉球が粉をふくようにカサカサしていたり、ひび割れているようなら要注意。ひどくなると出血することもあり、そうなると普段の散歩でも痛みを感じ、そこからばい菌が入って炎症を起こすことまであります。


肉球がカサカサになってしまうのは、こんな原因が挙げられます。
心当たり、ありませんか?

  • 散歩コースが原因かも
  • 普段の犬の散歩コースで、アスファルトやコンクリートの道を歩くこと、多くなってないでしょうか。
    獣医師さんによると、そもそも、犬の肉球はアスファルトのような、硬い地面を長く歩くようには出来ていないそうです。

    犬の祖先は、もともと草地や土の地面の上で暮らしていたので、現在のようなコンクリートジャングルには適していないんですね。

    肉球がカサカサするするのは、アスファルトなどの硬い地面からの衝撃のほかに、夏場はその熱によるヤケドが原因の場合もあります。
    夏場のアスファルトの温度は50度以上と言われるので、散歩中に肉球がやけどを負ってしまうことは充分考えられます。

    夏場の犬散歩の注意点は、こちらの記事で詳しく解説しています。
    関連記事「夏場の犬散歩は時間帯に工夫を!暑さ対策はこうする」


  • 夏は特にカサカサしやすい
  • 犬が唯一汗をかける部分は肉球なので、暑い季節には肉球から汗をかき、体温を調節します。

    他の季節に比べて発汗量が増えるため、汗が乾いたあとにカサカサと乾燥を招きやすい傾向があります。また、上記のように夏場は肉球がヤケドしやすいこともあり、火傷状態までいかなくても、肉球が急激に乾燥する状態になりやすいとも言えます。


  • 加齢によるもの
  • 犬も年を取ると新陳代謝が悪くなり、体の水分量も減っていきます。そのため、皮膚の一部である肉球も水分が失われやすくなり、乾燥してしまうんです。

    それによって肉球がひび割れを起こしたりすると、歩く時に痛みを感じ、歩くこと自体を嫌がるようになってしまいます。
    健康なシニア期を過ごしてもらうためにも、自分の足でしっかり歩いてもらうのは大切なことです。その為にも、肉球ケアは欠かせません。

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ひび割れする前に肉球ケアを!

肉球のカサカサ乾燥が進むと、人間でいう「ひび割れ・あかぎれ」のような状態になってしまうので、そうなる前に肉球のケアをしてあげる必要があります。

多少のひび割れはホームケアで何とかなるので、なるべく早いうちに肉球ケアを始めましょう。


対処法のポイントは、なるべく土や草地を散歩させること
そして、肉球クリームなどを使ってケアしてあげること。この二つです。

散歩についてはすぐ実行できそうですが、肉球クリームについては使い方や選び方に迷う人が多いので、詳しく解説していきますね。


肉球クリームの選び方

最近はペット用品が豊富なので、ペットショップやネットショップなどでも犬用の肉球クリームが色々と揃っています。
使い心地や香りの有無など、飼い主さんの好みで選んでもらって構いませんが、選ぶときのポイントはこれ。


肉球クリームを選ぶポイント

  • 犬が舐めても安全なもの
  • 無香料・無着色
  • ノンアルコール
  • pHは弱酸性が理想的
  • 浸透性が良いもの


以前、夏に愛犬を連れて川に遊びに行ったあと、肉球がガッサガサに荒れてしまったことがありました。
川辺の石などで、知らず知らずのうちに肉球がヤケドしてしまったのかも知れません。

その時に、使ってみてコレいいかも?と実感したのが「パナ・ズー」のケアクリームです。
(犬を飼っている友人が貸してくれたのがきっかけ。それまで白色ワセリンを使ってました)


植物原料で作られた無香料・無着色・ノンアルコール&ガスをコンセプトにした、天然生薬配合製品。


伸びも良く、透明のジェルのような感じ。べたつかないので塗りやすいです。
使い始めて3日くらいでカサカサ感が和らいできました。今はぷっくり肉球に復活しています。

肉球ケアのポイント

dog102 大抵の犬は、肉球にクリームを塗られると「なんじゃこりゃ?」と気にして、すぐに舐めてしまいます。
全部舐めとられては、塗った意味がないので…舐めさせない工夫が必要です。

一番おすすめなのは、犬が何かに集中する直前に塗ること。

普段のご飯や、ガムを噛み始める前など、しばらくそっちに集中してくれそうな時にクリームを塗っておきます。
クリームは大体5分もあれば浸透してくれるので、愛犬の意識が向きそうなタイミングで試してみて下さい。

大人しくしてくれる子なら、5分程度抱っこしておいたり、クリームを塗ってからラップを巻くなども良いと思います。

肉球はほどよく硬く、すべすべに!

肉球の硬さは、基本的に体重によって変わります。
小型犬よりも大型犬の方が肉球がしっかりと硬いことがほとんどで、これは自分の体重をしっかりと支える為だと言えます。

反対に、飼い主さんの好みでプニプニで柔らかすぎる肉球を目指すのは、犬にとって好ましいとは言えないんです。というのも、柔らかすぎる肉球は傷つきやすく、普段の散歩中のちょっとした小石でも、すぐに怪我をしてしまうようになります。

何事もやり過ぎは禁物です。カサカサ感がなくほどよく硬い、すべすべした肉球を目指してケアしてあげて下さいね。

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