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vol.16 散歩中の熱中症を防げ!


暑い夏になると、気軽に愛犬の散歩に行けないのがもどかしいです。

人間的には「暑いから今日はやめとくか~」と思ってしまいそうになるのに、散歩好きな犬にとっては 暑さ<散歩 なご様子…。

チワワの愛犬Maruも散歩好きな性格で、夏場でも普段散歩に出掛ける時間帯になると、途端にソワソワし始めます。そんな姿を見ると、散歩に行く以外の選択肢がなくなるわけです。


とは言っても、暑い時期の散歩には「愛犬の熱中症」の危険が常に付きまとうもの。
春先と同じ感覚で散歩に出掛けると、あっという間に犬が熱中症になってしまうことがある。
ということで今回は、私が実際に行っている、夏場の犬散歩の熱中症対策についてまとめました。暑い時期でも散歩をせがむ愛犬に、ぜひ試してみて下さい。

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いつ行く?夏の犬散歩の時間帯

7月~9月半ば辺り、暑さが本格的になる時期は、日中の散歩は極力避けたい
この時期の日差しは、肌がジリジリするほど暑いし、アスファルトなどの地面もかなりの高温になる。

私たちよりも体高が低く、地面に近い犬には、この時間帯の散歩はかなり危険。空からの日差しと、地面からの照り返しで強烈な暑さに晒されてしまう。暑さに弱い子は、10分も経たずに熱中症になってしまうかも知れない


普段、私がMaruの夏散歩に出掛けるのは夜の20時以降

同じ時間帯でも日々気温や湿度が異なるので、外に出てみて蒸し暑そうなら、早めに散歩を切り上げるようにしています。


うちの地域は20~21時あたりになると割と涼しいのだけれど、これも地域差がかなり大きいです。
夏場の犬散歩に適した時間帯は、こちらの記事を参考に!
夏の犬散歩。時間帯や暑さ対策はこんな工夫をしよう!
夏の愛犬の散歩、みなさんはどうしてますか?散歩が大好きな子でも、暑い季節はすぐにハアハアと舌を出したり…(続きを読む)


Maruは室内トイレが出来るので、散歩はトイレ目的ではなく気分転換のため

涼しければ夜でも30~40分くらい散歩するし、暑ければ10分程度で帰る日もある。
そういえば、以前しつけ教室の先生に「同じ道でも、昼と夜とでは犬にとって別世界」と言われたことがあった。犬からすると、普段歩き慣れた道でも、時間帯が違うだけで新鮮に感じるらしい。

大切なのは、散歩中に愛犬におかしな様子がないか、しっかり観察すること。
私が夏の散歩中にチェックしている点は、こんなところです。

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愛犬の熱中症の症状を見逃さない!

息遣いが激しくなっていないか

犬は体温が上がると、呼吸の間隔を早めて体の熱を下げようとする。
夏場は少し歩くだけでハアハアしてくると思うが、それは疲れて息が上がっているというより、暑さを和らげるための行動なのだ。

Maruの場合、暑さが極まってくると次第に「カッカッカッ」という早い呼吸になってくる。

普段、家の中で遊んでいる時でも、遊びが白熱してくると同じ呼吸になる時がある。そうなると、Maruは自主的に遊ぶのをやめて、冷たいフローリングに寝そべって体を冷ましている様子がある。相当暑いってことなんだろうなあ。

こうなったら、一旦休憩。
この「カッカッカッ」が治まるまで待ちます。


体温が高くないかチェックする

熱中症防止の方法に、よく「お腹を触って熱さをチェック」という方法がある。
私はこれに加えて、耳にも軽く指を入れて温度を確かめるようにしている。平常時と比べると、暑さで体温が高くなってくると耳の内側も結構熱くなる。

また、室内など明るい場所であれば、唇をめくって歯茎の色を確かめるのも分かりやすい。体温が上がるほど、赤色が濃くなります。

熱中症対策!散歩中のクールダウン

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[久しぶりの夜の公園にはしゃぐMaru]

散歩の休憩時には、こんなことをしてクールダウンさせてあげよう。
愛犬の体温が上がりすぎる前に下げてあげることで、熱中症を防ぐことができる。

  • 保冷剤で体を冷やす
  • どの家庭でも、冷凍庫に眠っていることが多い「保冷剤」。
    これを散歩時に持っていき、休憩時に愛犬の体にあてて外から冷やすようにしている。

    血流の多い所に当てると効果的なので、小型犬なら抱っこをして、抱っこが難しければオスワリをさせて冷やしてあげよう。

    頚動脈(首元~喉の周り)や、脇の下、後肢の付け根が効果的。
    急に冷やすとびっくりする事もあるので、最初は首回りに保冷剤をそっと当てるのがおすすめ。また、冷やし過ぎによる低温やけどには充分気を付けて。


  • 冷たい水を飲ませる
  • 私の場合、小さい水筒に氷水を入れて散歩に持参している。
    Maruは暑い時期の散歩では、常温の水はそっぽを向くのに、冷たい水だとごくごく飲むというパターン。
    散歩コースに給水ポイントをいくつか設定して、こまめに水を与えるようにしよう。

    犬は水をガブガブ飲んで体の熱を冷ます習性があるので、ちょろちょろしか出ないタイプの給水ボトルは、この時期不向きかも。

愛犬が熱中症にならないために

クールダウンさせても、いつまでも激しい呼吸が治まらないようであれば、熱中症になりかけている可能性がある。
こうなっては散歩どころではないので、早急に帰宅すること!

熱中症の兆候がある時は、こんな応急処置を。
いざという時のために、覚えておくと慌てません。
犬が熱中症に!症状別対策と応急処置で愛犬の命を守ろう!
もしも、愛犬が熱中症になってしまったら…!?暑い季節には人間だけでなく、熱中症で動物病院に担ぎ込まれるペット達が、年々増加しています。慌てずに適切な処置を行えるかどうか…(続きを読む)

夏でも愛犬は散歩に行きたい!

「くう」「ねる」「あそぶ」のサイクルで生活している愛犬たちにとって、日々の散歩は一大イベント。
夏の暑さ対策をしっかりとして散歩に連れ出し、愛犬のストレスを発散させてあげよう。

早朝や夜など、普段その時間帯に散歩に出掛けていない場合、愛犬も「うっひょー!お出かけだあー!!」みたいにテンションが上がって、はしゃぎ過ぎることもしばしば。こんな時も熱中症になりやすいので気を付けましょう。

休憩やクールダウンの時間をしっかり取って、めざせ散歩時の熱中症ゼロ!

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まるまむ

まるまむ

初めて迎えた愛犬チワワのMaruと暮らしながら、犬の幸せについて日々考えている。 愛犬の肉球の香りが、世界で一番癒される香りらしい。