dog270 夏の愛犬の散歩、みなさんはどうしてますか?

散歩が大好きな子でも、暑い季節はすぐにハアハアと舌を出したり、涼しい季節に比べて歩きたがらないこともよくあると思います。
熱中症なんかも心配だし、それでも愛犬は「散歩に連れてって!」と訴えてくるし。

ということで今回は、夏の犬散歩の注意点や対策、おすすめの散歩時間についてまとめました。夏の散歩は何時に行こうかな~…と悩んでいる方は、ぜひ参考にして下さいね。

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夏場の犬散歩の注意と対策

春や秋なら好きな時間帯に行けた散歩も、夏の暑い時期にはそうはいきません。
ここ最近の夏は、日中は気温が30度を越えるのが当たり前で、夜になってもなかなか気温が下がらない…というのが当たり前になってきました。

カンカン照りの昼間は、人間的にも散歩を避けたくなるもの。ですが、日が落ちてくる夕方以降の散歩でも、特に気を付けないといけないのが地面の熱なんです。


散歩中に熱中症になりやすい!

dog268 犬は僕たち人間に比べて体高が低く、地面に近い位置に体があります。
人間よりも背の低い犬達は、地面からの太陽光の照り返し(輻射熱[ふくしゃねつ])を体に直接感じることになり、人の何倍もの暑さを感じているんです。

小さな子供は大人よりも熱中症になりやすい、という話はこの季節よく取り上げられていますよね。これも、子供は大人に比べて背が低く地面に近いため、親御さんが「ちょっと暑いな~」と思う程度でも、気付けば子供が熱中症に…という事故が起こってしまうわけなんです。


散歩中に犬が熱中症になるのも、この輻射熱が原因になることが多いようです。小型犬や、黒い毛色の子は熱が体に溜まりやすいので、普段よりも注意してあげて下さい。

また、体温調節が苦手な犬(ブルドッグ、シーズー、パグなどの短頭種)は特に熱中症になりやすい要注意わんこなので、この季節は無理に散歩へ行かないようにするのも正解だと思います。


夏のアスファルトの危険性


アスファルトやコンクリートは熱くなりやすく、真夏のアスファルトは50~60度にもなります。
こんな所を「靴を脱いで、裸足で歩け!」と言われたら、もう拷問ですよね。夏場の道路が、犬にとって、どれだけの負担になるか…これで想像できると思います。

ということで、日中や日没後すぐにアスファルトなどの上を歩かせるのは、なるべく控えましょう。控えましょう、というか、絶対にやめてあげてください

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夏の肉球やけどに気を付けて

もう一つ気を付けたいのが、愛犬の肉球やけど

言うまでもなく犬達は裸足なので、熱されたアスファルトや、路上のマンホールの上を歩くだけで、簡単にやけどしてしまいます。
靴を履いている僕たちは気付きにくいですが、手で地面を触ってみると、思った以上に熱いのが分かるはず。

夏の犬散歩に出掛けるときは、愛犬を歩かせる前に、ぜひ地面の温度チェックを忘れずに。

肉球がやわらかく、傷つきやすい子は専用の犬靴で足を守ってあげるのも良いと思います。

天然ゴムで作られ、靴下のように履かせる。犬も肉球で地面の感触を確かめることができ、違和感なく歩けるのが魅力。

ドッグブーツは違和感から嫌がる子が多いですが、これは柔らかくて厚みも控えめ。
うちの愛犬(ミニチュアダックスフンド)も、このブーツは「なんか着いてるけど…まあいっか」と歩いてくれます。

散歩の時間帯は何時がおすすめ?

早朝が一番涼しくて快適!

dog266 夏場の犬散歩に最も適した時間帯は、地域差は多少ありますが…
個人的に5:00~6:00の間が一番おすすめです。

この季節、大体は4:30くらいから空が白んできて、5:00には明るくなってきます。まだ太陽が出たばかりなので、地面もひんやりしてますし、体感温度や湿度もかなり爽やかです。

6:00を過ぎると日差しも強まってきて、ジリジリと暑くなってきます。(アスファルトも既に熱い感じです)


うちの場合、夏場はなるべく早起きして、5時から散歩に行くようにしています。
もちろん起きられない時もありますが…休みの日も含めて、週3~4日は早朝散歩が日課です。
周辺の犬飼いさん達も、この時間帯に散歩していることが多いですね。最初は早起きがつらいですが、慣れれば結構楽しいものですよ、早朝の散歩って。


夜の犬散歩の時間と暑さ対策

夕方以降に散歩に出掛けるなら、22:00以降にしてあげて下さい。夕方と言うか、もう夜ですが(´ー`A;)

というのも、日中太陽に照らされ続けた地面の熱って、なかなか冷めないものなんです。夜の20:00頃に散歩へ出掛ける人も多いようですが、その時間だと日が暮れてからそこまで時間が経っていないので、思った以上にアスファルトの熱は残っています。

人間は多少涼しさを感じる夜も、犬にとってはまだまだ暑いので、すぐに熱にやられてしまいます。体感的に22時を過ぎると、気温がぐんと下がってくるような気がしますね。


散歩中も、愛犬の様子に変化はないかどうか、こまめにチェックすることを忘れずに!
こちらの記事に、具体的にどんなことに気を付けるべきか、暑そうにする子の体温を下げるコツなど、参考になるアイディアがまとめられています。
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犬の暑さ対策、散歩中はこうする!

夏の散歩中に、愛犬が暑さでバテてきたら…。
まずやってあげたいのは、喉のあたり、脇の下、後ろ足の付け根(そけい部)を冷やすことです。

ここは血液の流れが集中している部分なので、ここを冷やすと体の熱が冷めやすいんです。体を冷やす用に、保冷剤や冷たいタオルを持参しておくと安心です。
もちろん、水を飲ませたり、体に水かけるのも効果的ですよ。

あんまりにも暑そうにしている時は、早めに散歩を切り上げて、抱っこして帰るのもアリです。無理に歩かせると熱中症になる危険があるので、ほどほどに。

夏の散歩は無理をしない!

夏の犬散歩は、朝の散歩は早めに・夜の散歩は遅めにする。
これがモットーです。

犬種によって必要な運動量は異なりますが、散歩中は愛犬の様子をよく見て、息切れが激しい時などは早めに帰りましょう。
短い時間の散歩でも、犬にとっては気分転換になるので、決してムダにはなりませんからね(´▽`v)

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