もしも、大事な愛犬が迷子になってしまったら。
「うちの子は大丈夫!」と思いたいところだけど、いつ何が起こるか分からない世の中。もしもの時に備えて、正しい知識と対応策を身に着けておいて損はないはず。
ということで、愛犬が迷子になった、逃げてしまった時。
探し方のポイントや、各所への連絡方法、迷子ポスターの作成などについて、詳しくまとめました。
逃げた愛犬の探し方は?
1.まずは自力で探す!
愛犬が逃げたことにすぐ気付いた場合は、まず自分で探すのが先決。逃げた方向や、心当たりのある場所など、片っ端から走り回ってみよう。
帰る方向が分からなくなった犬が、飼い主さんを探して、どんどん移動することもある。時間が経つほど移動距離が伸びるので、一刻も早く捜索するのが何より大事だ。
いつもの散歩コースなら、犬が帰り道を見失うとは考えにくい。
なので、一度も連れて行ったことのない場所や、通ったことのない道から探していこう。
2.警察や保健所に連絡する
それでも愛犬が見つからなければ、どこかで迷子になっている可能性が高い。下記の施設に連絡をして、捜索の協力を求めよう。
連絡の際には、
- 犬種や毛色
- 愛犬の外見的な特徴
- いなくなった日時、場所
- 保健所、動物管理センター
- 交番や警察署
- 動物病院や近隣のペットショップ
- 管轄の清掃局
まずは電話で相談し、愛犬の写真などが載ったポスターを別途持ち込むのが良いと思う。
(ポスターの作成については、後半で紹介しています)
調べてみると、残念なことにいい加減な対応をするセンターも、一部ではあるが存在するようだ。なので、担当者の名前などはしっかり聞いておくこと。
また、2~3日ごとに電話をかけて進捗を聞き、こちらが本気で愛犬を探す姿勢を、相手に分かってもらうのも大切だ。
また、2~3日ごとに電話をかけて進捗を聞き、こちらが本気で愛犬を探す姿勢を、相手に分かってもらうのも大切だ。
保健所が土日祝などの時間外で連絡がつかない場合でも、警察署は24時間365日対応してくれるのが有り難い。
誰かが愛犬を保護して、警察署に届け出(遺失物扱い)してくれた場合は、警察署または管轄の保健所を経由して、愛犬と再会することができる。
まずは電話等で迷子になった旨を伝え、後ほど写真つきのポスターを持参しよう。
中型犬以上になると、1日で5km以上移動することもある。いなくなった地域だけでなく、隣の区や市などへも連絡をしておこう。
3.SNSも活用する!
ツイッターなどのSNSでも、迷いペットの情報を見かけることが多い。FacebookやTwitter、インスタグラムなどは拡散力が強く、それによって思いもしない所から、愛犬の情報を聞くことができる可能性も。
上記で警察に届け出た時の情報(犬種や毛色、迷子になった日時など)に加えて、愛犬の姿がよく分かるような写真を添付しよう。
有名人や作家さんなどにも、動物愛護に関心のある人は意外と多い。
これは個人的な考えだが、そういった人にダイレクトメッセージなどを送って、迷子犬探しのツイートを拡散してもらえないだろうか、とお願いするのも一つの手だと思う。
…というのも実際に、迷子犬や子猫の里親募集のツイートを率先して拡散(リツイート)している某作家さんを見て、なるほどなあ、と思ったことがあったので。
これは個人的な考えだが、そういった人にダイレクトメッセージなどを送って、迷子犬探しのツイートを拡散してもらえないだろうか、とお願いするのも一つの手だと思う。
…というのも実際に、迷子犬や子猫の里親募集のツイートを率先して拡散(リツイート)している某作家さんを見て、なるほどなあ、と思ったことがあったので。
とにかく、頼れそうな人には片っ端から拡散をお願いしよう!
4.迷子犬の掲示板でも探す!
迷子犬に関する書き込みができる専用掲示板があるので、ここもフル活用していこう。クリックで各掲示板へ飛びます。
>>dogoo.com 迷子犬掲示板
>>迷子犬・保護犬掲示板
>>~みんなでさがす愛犬~迷子犬掲示板
書き込む時には、文字だけでなく愛犬の写真も一緒に添付すること。それだけで、たくさんの人の目に留まりやすくなります。
迷子犬探しのポスターを作る
各所に連絡を入れたら、その次に必要なのは迷子犬探しのポスターだ。ポスターなんてどう作れば…!?、と慌てなくても大丈夫。迷い犬探しのポスターのテンプレートを用意しておいたので、必要な情報を加えるだけでOK。
※下記のリンク先のサイトで、ダウンロードして下さい。
赤の見出しが目立つ「探しています」の貼り紙
「犬探しています」の貼り紙チラシ
気に入ったものがなければ「迷い犬 ポスター テンプレート」で検索すると、もっと色々出てくるので参考にしてみても。
愛犬が見つかった!その後は…
犬はいなくなっても、その近辺で見つかることが割と多いらしい。愛犬と無事再会できたら、まずは怪我がないか全身くまなくチェック。食欲やトイレの状態などの様子を見て、異常がないか確かめることを忘れずに。
離れている間に、何かを誤食していたり、どこかに体をぶつけた可能性もあるので、元気なようであっても動物病院で診てもらうのが安心だ。
上記で連絡していた行政機関に報告を入れ、ポスターを貼らせてもらったお店などにも、見つかった旨とお礼を忘れずに伝えに行こう。
そして、愛犬を二度と同じ目に遭わせないように、予防策を考えるのも大切なこと。
迷子札や鑑札を身に付けさせることや、マイクロチップも一つの手。また、しつけとして「呼び戻し」ができるように訓練しておけば、何かと安心でもある。
もしもの時の探し方を覚えるのと一緒に、今出来る予防は、今すぐにでも始めよう!
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まるまむ
初めて迎えた愛犬チワワのMaruと暮らしながら、犬の幸せについて日々考えている。
愛犬の肉球の香りが、世界で一番癒される香りらしい。
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