犬はゴーヤを食べていい？苦みを嫌がる子にはこんな工夫を♪

「犬に、ゴーヤ！？」と驚かれるかも知れませんが、ゴーヤは犬も食べていい野菜です。与えて大丈夫ですよ！
あの独特の苦みから、愛犬に与えるのを何とな～く、ためらっている飼い主さんも多いのではないでしょうか。

ということで今回は、犬の体とゴーヤの関係について。豊富な栄養素や、苦みがあってもワンちゃんが喜んで食べてくれるような与え方について、詳しくお話していきます。

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犬も食べたい！ゴーヤの栄養素

別名「にがうり」と呼ばれるゴーヤは、独特な苦みが特徴の夏野菜です。
ゴーヤといえば沖縄！、と連想されるように、ゴーヤには体の熱を取る作用があり、暑い地域に住んでいる方々にうってつけの食材です。

• 豊富なビタミン

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人間と違い、犬は体内でビタミンＣを生成することができます。ですが、これにも限度があるため、ある程度食事からビタミンを補ってあげるのも大切です。

ゴーヤのビタミンＣ含有量は、同じ夏野菜のトマトやきゅうりの約5倍！また、ビタミンＣは加熱に弱いのが特徴でもありますが、ゴーヤのビタミンＣはでんぷんと結合していることから、少々加熱しても大丈夫です♪


• 葉酸や鉄分

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造血作用があり、貧血を防止します。貧血気味の子や、妊娠中のワンちゃんには葉酸は必須栄養素です！


• カリウム

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腎臓に働きかけ、余分な塩分を体の外に排出してくれます。

大丈夫？犬とゴーヤの苦み

あのゴーヤの苦みは、「モモルデシン」という成分によるものです。
この成分は強い抗酸化作用を持っていたり、コレステロールを低下させる作用があります。最近では、血糖値を正常にするという報告もされましたね。



こんなにも栄養豊富な野菜なら、ぜひ愛犬に食べさせてあげたい…
そうは思っても、当のワンちゃんに「なにこれ、いらなーい！」と、そっぽを向かれるのは困りもの。


愛犬にゴーヤを与えることを断念する飼い主さんも多いですが、そこはひと工夫！
ちょっと手を加えるだけで、苦みのあるゴーヤも、喜んで食べてくれるようになります。

ということで次は、わたしが実際にうちの３ワンズにゴーヤを与えるとき、工夫している方法をご紹介しますね。

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愛犬が喜ぶゴーヤの与え方！

ワンちゃんにゴーヤを食べてもらうためのポイントは、この３つです。


順番に、詳しく解説していきますね！

• 1.しっかりと苦みを抜く

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私たちがゴーヤを食べるときも、下ごしらえとして苦み抜きを行いますよね。
これはワンちゃんに与える分も同じで、念入りに苦みを抜いておきましょう。少し薄めに切ると苦みが抜けやすいので、1～2ミリくらいにスライスするのがおすすめ。



• 風味をプラスして、食欲を刺激する

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苦みを完全に抜くことはできないので、その苦みを紛らわせるために風味を加えます。ゴーヤは油との相性が良く、また油脂によって苦みが和らぎます。

おすすめは、豚肉と炒めて、少しごま油を垂らすこと。
うちでは味付けなしゴーヤチャンプルーを作り、わんこ達の分を取り分けてから、自分たち用に味付けする流れです。豚肉は除いてゴーヤだけ取り出しても、豚の風味がしっかり移っているので大丈夫。

おいしい匂いに誘われて、苦みなんて気にせずバクバク食べてくれます♪



• 食べやすい大きさにカットする

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ゴーヤは食物繊維も豊富なため、大きいサイズで与えると、消化されずにウンチに出てきてしまうことがあります。

また、ひとくちサイズ程度だとゴーヤの存在感が強いからか、口に入れてもペッと出してしまうことも。ゴーヤはなるべく細かくみじん切りにすると、気にせずモグモグしてくれますよ。

ゴーヤを食べたあとの注意点

ゴーヤは犬にとって危険な成分を含まず、食べて大丈夫な食材です。
とは言え、これはどの食材にも言えることですが、やはりアレルギーの心配はあります。

ゴーヤはウリ科のため、同じウリ科の野菜（きゅうり、すいか、メロンなど）でアレルギーが出るワンちゃんは、ゴーヤを食べさせるのはやめておきましょう。



初めてゴーヤを食べさせるときは、まず少量から。
愛犬におかしな様子はないかどうか、じっくり観察しながら食べさせてみて下さいね。

夏は犬もゴーヤで栄養補給！

「うちのワンちゃんはゴーヤを食べますよ～」と言うと、大抵の場合びっくりされます(´ー｀A;)

犬に与えるイメージが無かったり、苦みを嫌がって食べない子が多いからかも知れません。
ですが、夏バテなど体力が消耗しやすい季節にこそ、ゴーヤの栄養素は犬の体にぴったり！今年の夏は、ぜひワンちゃんにゴーヤを食べてもらってくださいね。

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