dog10 わたし達人間が毎日の生活でストレスを感じるように、犬達もストレスを感じることはあります。言葉を話せない彼・彼女たちは、様々な行動を取ることによって、わたし達にサインを送っているのです。

「うちの犬はイイコにしているし、きっとストレスなんて感じてないはず。」

…そう思っているのは、もしかしたらわたし達飼い主だけかも?


愛犬のことを思って大事に育てていても、人間が良かれと思ってしていることが、逆に犬にとってのストレスになっているのかも知れません。

そんな愛犬たちの「ストレスサイン」を見逃さないために、毎日の暮らしのなかで気になる行動はないか注意深く観察してみましょう!

スポンサードリンク

これも犬のストレスサインだった!?

よくみる愛犬の行動も、実はストレスサインかも…?
代表的な犬のストレスサイン行動は、まず4つが挙げられます。あなたの愛犬に、こんな様子はありませんか?


無駄吠えが増える

最近やけに愛犬が吠えるようになったのなら、ストレスサインの可能性が高いです。
無駄吠えと並行して起こりやすいのが、室内飼いの場合に家具やクッションなどをボロボロにする「破壊行動」があります。

運動不足の犬に見られがちな行動のひとつで、「もっと遊びたい!走りたい!」と身体がムズムズしてくる為に、ストレスが「吠え」や「物にストレスをぶつける」ことに繋がっています。


体の一部をなめ続ける

以前わたしが飼っていた柴犬のハナも、気が付くと前脚や肉球をペロペロと舐め続けている時期がありました。
執拗なくらいに舐め回し、肉球の部分を舐め壊して、炎症を起こしてしまったことも…

自分の前脚などを噛んだり、舐め続けるのは、代表的なストレスサインのひとつ。「運動や遊びの欲求が満たされていない」ことで起きやすくなります。
(人間に例えると、壁や床をドンドンしたり、頭を掻きむしったりする無意識のストレス発散のようなものです)

必要以上に自分の身体を舐め続けるのは、犬にとっての自傷行為に近いと受け取りましょう。


自分のしっぽを追いかけて回り続ける

犬が自分のしっぽを追いかけて、くるくると回って遊んでいることがありますよね。
人間からすると可愛らしい犬の仕草なのですが、これがストレスサインになると異常なほど自分の尾を追いかけようとします。


生後3か月のワンちゃんがくるくる回っています。か、かわいい…(*´∀`)
子犬期であれば遊びの一環なので、それほど心配ありません。

これは「テイルチェイシング」と呼ばれる犬の行動で、何らかのストレスを感じている時起こりやすい行動です。
成犬になっても続く場合は、たまったストレスを発散させたいがための行動になっています。


また、この「テイルチェイシング」はてんかんなどの脳神経系にトラブルのある時にも見られる症状です。
愛犬が突然身体を硬直させたり、痙攣などを起こしたことがあれば、一度病院で詳しく検査してみることをおすすめします。


下痢や嘔吐をする

愛犬がお腹を壊したり吐いたりした場合、まず食あたりや身体の冷えなどが原因ではないかと考えますよね。
ですがその他に、ストレスによって下痢や嘔吐が引き起こされている可能性もあります。

人間でも同じように、ストレスによってお腹が痛くなったり、吐いてしまうことがありませんか?
それと同じで、犬もストレスを感じると消化器官に影響が出ることがあるんです。

犬は「空気を読む」能力に、非常に長けています。飼い主さんの感情の変化や、家の中の雰囲気などをダイレクトに感じ取って、愛犬も知らず知らずのうちにストレスを溜めこんでしまうことがあります。


見落としがちな愛犬のサイン

この他にも、こんな行動はストレスサインの可能性が。

  • 食欲がない
  • トイレの回数が増える
  • 換毛期ではないのに、抜け毛が増える
  • 突然フケが目立つようになる
  • 暑くない時でも、舌を出してハアハアしている
  • あくびを繰り返す
  • 寒くないのに、身体を震わせる

一時的であれば心配ありませんが、頻繁にこんな行動を取っているのならば要注意です。

スポンサードリンク

愛犬のストレスを解消させよう!

基本的に、犬のストレスの大半は「欲求不満」で占められています。
上手に愛犬の欲求を満たしてあげることで、ストレスサインが減り、愛犬の精神が安定するようになりますよ。

  • 気温や音など、環境を整える
  • 犬が普段過ごしている場所の気温が高すぎたり低すぎたりすると、それだけでストレスを感じてしまうもの。
    犬は人間よりも身体の熱を外に逃がすことが不得意な為、特に暑い季節は気を付けましょう。

    また、犬は高い音や大きな音に不快感を感じることが多いものです。
    キンキンした音や金属音、花火やエンジンなどの空気が爆発するような大きな音は、出来るだけ聞こえにくいように工夫してあげましょう。

  • 時にはたっぷり運動させる
  • 忙しいから、身体が小さいから、と散歩などの運動を控えめにしていませんか?

    特に、室内犬は運動量が足りていない事が意外と多いものです。毎日は厳しくても、週に何度かは、まとまった運動の時間を取ってあげましょう。
    クタクタに疲れて、帰るとすぐ眠ってしまうくらいまで遊べば、愛犬もしっかりリフレッシュできます!

  • 愛犬の健康チェックを忘れずに
  • 言葉を話せない犬は、痛みや不調を我慢してしまう傾向があります。
    毎日愛犬に触ってスキンシップを取り、毛並みや身体に異常がないかチェックしてあげましょう。

    特にミドル~シニア世代の子は、歯の状態もしっかり見てあげて下さいね。

    食欲やトイレの状態も気にかけておき、おかしいなと感じたら早めに病院での診察を受けるようにしましょう。

愛犬のサインを見逃さないで!

昔に比べ、犬の生活環境は大きく変化しています。
その変化によってストレスを受ける機会も増え、人間と同じく「心の病」にかかってしまう犬も増加傾向にあると言われています。

愛犬が発する「助けて!」のストレスサインをしっかり受け止め、ストレスの原因を解消してあげましょう。
スポンサードリンク

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でwandoをフォローしよう!

The following two tabs change content below.
犬山 はる子

犬山 はる子

パピーウォーカーの経験から犬に関心を持ち、犬の問題行動やストレスケアについての知識を深める。 現在は3頭の犬と暮らし、犬が与える癒しのパワーに日々お世話になっている。