愛犬のお腹からキュルキュルゴロゴロといった音が鳴っていること、ありませんか?
少し離れていても聞こえるくらい、キュルキュル、キュルルー、ギュルルル、とお腹の音が鳴り続けていることも。
実はこのお腹の音、一過性のものでしばらく様子をみて大丈夫な場合もあれば、何らかの病気のサインであることもあります。
今回は、犬のお腹が鳴る原因やその対策について。
食欲がない、元気がない、といった症状も含めて、飼い主さんがどういった対応をするのがベストなのか、詳しくまとめました。
お腹が鳴るのは人も犬も一緒!?
僕たち人間でも、「お腹が鳴る」という現象はよく起こりませんか?お腹が空いた時にも鳴りますし、どうしようお腹が痛い…!トイレトイレ!!という緊急事態の時にも、キュルキュルとお腹が鳴っていることがあると思います。
調べてみると、このお腹がキュルキュル音が鳴ってしまう原因は、僕たちも犬たちもあまり変わらない部分が多いように感じます。
これから詳しくお話しますが、食べ物だったり、ストレスだったり…人にも当てはまる原因ばかりです。
とは言っても、緊急性の高いパターンもあるので油断は出来ません。
僕たちであれば「これはいつもとは違う腹痛だ」など、自分で判断することができますが、犬達はそうもいきません(-_-;) お腹の鳴りだけでなく、愛犬の様子などもよく観察して判断する必要があります。
まずは、愛犬のお腹が鳴っている時、考えられるその原因について、順番に紹介していきます!
犬のお腹がキュルキュル鳴る原因
お腹が鳴ってしまうのは、主に腸の動きが活発になっているためなんです。食後の消化のために起こることもありますが、腹痛や下痢を起こす前兆である可能性もあります。腸の動きが活発になる要因は様々ですが、よくあるパターンはこの三つです。
食べ物が合わない
食べ慣れていない物を食べたり、その子の胃腸に合わないフードを食べていると、消化がうまくいかず、お腹が鳴ってしまう事があります。また、人間と同じく「食あたり」でお腹がキュルキュルすることもあるので、前日に食べさせたものに何か怪しい物はなかったか、少し思い出してみましょう。
嘔吐や下痢がなければ、しばらく様子をみてあげて大丈夫。
お腹の音が何日も続くようであれば、普段与えているフードを見直すのも効果があるかも知れません。
ストレス
意外かも知れませんが、犬もストレスを感じると胃腸に影響してしまうんです。僕たちもストレスによって胃が痛くなったり、お腹を下しやすくなったりしますよね~。犬も同じで、飼い主さんとのスキンシップ不足や、散歩が充分でなかったり、家庭環境の変化だったり、そういった事が原因でストレスを感じて、お腹が鳴っている場合があります。
お腹が鳴るだけでなく、そのまま下痢をしたり食欲不振を起こすこともよくあるので、注意してあげて下さい。
胃腸が弱っている
特に注意したいのが、胃腸の弱りが原因のときです。- 食欲がない
- 元気がない
- ウンチの状態がいつもと違う
- 下痢
- 嘔吐
もしもお腹の鳴りと同時にこんな様子が見られたら、お腹の中で何らかの炎症が起こっている可能性があります。
背中を丸めるようにして、じっと耐えている様子があったり、反対に伸びをした状態で常に寝そべっているのであれば、お腹に痛みがある証拠です。一過性の腹痛もありますが、胃腸炎や、膵炎といった病気の可能性も否定出来ません。
軽度であれば、絶食などのホームケアで治まることもありますが、下痢を繰り返したり、嘔吐が続くようであれば、早めに動物病院での診察を受けるようにして下さい。
お腹が鳴る、食欲がない時の対応策
うちの愛犬のパターンで多いのが、お腹がキュルキュル鳴っているのに、元気がある時。または、お腹が鳴っていて食欲がなく、元気がない様子の時。大抵はこのどちらかに当てはまります。
動物病院の先生にも相談してみて、愛犬のお腹が鳴り出したら、こんな対応をするようにしています。もしよかったら、参考にしてみて下さいね。
お腹は鳴るが、元気があるとき
元気があるので、とりあえず様子を見ておきます。単純ですが、これが一番です(笑)
お腹の鳴り以外に症状がない場合は、一過性のものであることが多く、人用の整腸剤(ビオフェルミン)を少量与えておくといつの間にか治まっていることがよくあります。ただ、多少は胃腸に負担が掛かっている気がするので、与える食事は普段より少しだけ少な目にしておきます。
食べない、元気がないとき
心配になるのがこのケースです。うちの場合よくあるのが、朝起きたときに既にこの調子になっていること。朝ご飯も食べないし、朝イチのうんちもせず、元気がなくだるそうに寝そべっていることが多いです。
こんな時は、食べないご飯は一旦下げて、そっとしておきます。
早い時だと、お昼頃にはお腹のキュルキュル音がしなくなり、室内をウロウロする元気が出てきます。そして「ごはん、くれ。」と目で訴えてくるようになります。そこで、食べ損ねた朝ご飯を出してきて、それをガツガツ食べてくれればもう安心です。
もちろん、お腹の音がしなくなっても、食欲が戻らない時もあります。
そんな時は無理に食べさせず、そのまま一食抜いて、夜ご飯まで待たせます。大抵夜には調子が戻っているので、お腹の状態をリセットさせるためにも、半日ほどの絶食は個人的にも問題ないかなと感じます。
ただ、お腹がキュルキュルと鳴り、食欲不振や元気のない様子が何日も続く場合には、ホームケアだけではちょっと心配です。また、下痢や嘔吐を併発するようであれば、脱水症状を起こす危険もあるので、早めに病院へ連れて行きましょう!
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Eddy.J
一人暮らしの部屋で1ワン1ニャンと同居中。意外と涙もろい。夢は犬猫も一緒にくつろげるカフェを開くこと。
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