dog72 僕は現在、一匹の犬と猫と一緒に暮らしています。

一人暮らしのマンションで犬猫と同居中なんですが、やはり最初はペットを飼うことに関して、色々と悩んだことがあったなあと。
同居する家族がいないので、お世話は全て自分でやらなくてはいけないし、気軽に家を空けるのも難しくなる。旅行なんて以ての外。

僕と同じように、一人暮らしで犬を飼いたい、と考えている人は少なくないんじゃないでしょうか。

安易に「一人でも、犬や猫を飼ったらいいんじゃない?」とは言えませんけど、責任を持てるなら一人暮らしの人だってペットを飼って構わないと思うんですよね。
大変なことも色々とありましたが、それ以上に、犬猫は僕に癒しや幸せを与えてくれましたから。

ということで、僕の経験を元に、一人暮らしで犬を飼うにあたって、具体的なデメリットや注意したいことなどを中心にまとめてみました。

これから一人暮らしの家に犬を迎えようかな、と考えている方は、一個人の意見として参考にしてもらえたらなあと思います。

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一人暮らしで犬を飼いたい!注意点まとめ

ペット可の物件に住んでいること

これはもう、犬猫を飼うか悩む以前の問題で、自分が住んでいる部屋がペット可かどうか。

よく「こっそり飼えばバレない」なんて言いますが、絶対にやめましょう。
ペット不可の物件で犬を飼っているのが見つかると、強制的に退去させられるか、犬を手放すことになるかの二択です。

「犬を手放す」と書くと表現が柔らかいですが…。
知人や友人などに引き取り手が見つかることは非常に稀で、ほとんどの場合は保健所行きになると考えて下さい。要するに、保健所に連れて行かれて殺処分されることになります。
実際に「隠れて飼っていたら大家さんに見つかった」という理由で、保健所に犬や猫を連れてくる人が後を絶たないそうで。そういう話を聞くたびに、やるせない気持ちになりますね。


吠えない性格の犬もいますが、全く吠えないわけじゃないですし…
散歩中の姿を目撃されてバレたり、ゴミにペット用品が混じっていてバレたりすることもあります。

犬を飼うなら、必ずペット可の物件で!!


金銭的な余裕はある?

ペットショップなどから犬を購入する場合、その時に生体販売の代金を支払います。

でも、実際に犬を飼うための出費はこれで終わりではありません。これとは別に、必要経費が毎年発生してくるので注意して下さいね。


犬を飼うための年間費用


  • 狂犬病予防接種(年1回)3,500円
  • 初年のみ登録料が必要です(3,000円)

  • 混合ワクチン(年1回)9,000円
  • 初めてのワクチンは2回受ける必要があります

  • フィラリア予防(8ヶ月分)8,000円

合計 23,500円

※補足※
ワクチンやフィラリア予防等は、受ける種類や動物病院によって金額が前後します。
これに別途、診察代や検査費用がかかる場合も。


もちろん、この他にも犬用のケージやトイレの準備、日々のペットフード代などが加わります。犬が体調を崩したときの病院代や、爪切りなどが自分で出来ない場合はトリミングサロンの代金も。

(追記)チワワと暮らす主さんが、費用を具体的にまとめてくれました。
小型犬を飼う年間費用はいくら?毎月かかるお金を計算してみた
犬と暮らしていくために、年間でお金がいくらかかるか知っていますか?ドッグフード代はもちろん、毎年のワクチン代や、もしもの時の病院代も。トリミングが必要な犬種なら…(続きを読む)


上記の記事を読むとよく分かりますが、小型犬1頭飼うだけでも、それなりのお金が必要になります。少なく見積もっても、車検分くらい。
子供が一人生まれたくらいの心構えで、出費やその為の貯金を考えなくちゃいけません。


僕の場合でいうと、犬や猫を飼うまでは、日々の飲み代などの飲食費に給料の大半が消えていっていました。日々のストレスを飲食で解消していたんだと思います…ヾ(;´▽`A“
なので、それを極力控えて犬用貯金に充てるようになりました。

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散歩や遊びなどの時間は取れるか?

どんなに体の小さな犬でも、散歩は必要。

たまに、ペットショップなどの店員さんが「この子は小さいから、家の中で走り回るだけで大丈夫!散歩はいらないですよ~」なんて、とんでもない事を言ってて衝撃を受けます。

大型犬のように1~2時間も必要はありませんが、小さな子でも30分程度の散歩には、毎日連れて行ってあげないといけません。

運動的な理由もありますが、一人暮らしで犬を飼うと、どうしても留守番の時間が長くなるので、犬もストレスが溜まります。散歩に連れて行くことで、ストレス解消にもなるし、五感の刺激にもなりますからね。


自分の予定や時間を犠牲にできるか

dog84 これは、犬を飼うかどうかの見極めポイントでもあります。

一人暮らしの良さは、家族や同居人に縛られず自由気ままに生活できること。
その「自由」が、犬を飼うことによって奪われたり、犠牲になったりします。それに耐えられるかどうかです。

日々のお世話は勿論ですが、急に犬が体調を崩したら、病院に連れて行かないといけません。もし持病や介護が必要になったら、そういったケアも飼い主である自分がしなければいけません。

それまで一人の自由を満喫していた人ほど、この辺りの制限に、抵抗を感じるかも知れませんね。


僕はそれまで、かなり自由を謳歌していたタイプでした。朝まで好きに飲み歩いたり、ある日突然思い立って旅行に出掛けたり、1日中だらだら寝ていたり。

それが今は、帰りを待ってくれている犬猫のことが最優先になっています。たとえな飲み会なんかで女の子とイイ感じになったとしても、「犬と猫が待ってるから!」と終電で必ず帰りますし。(そんな経験はないですが)
それくらい可愛くて愛おしくて、大切な家族なんですよね。


仕事が忙しくて、帰りが遅い日が続いた週末には、たっぷり犬猫と過ごす時間を取ります。ヘトヘトで疲れて帰っても、夜の犬散歩は日課です。猫のトイレ掃除も欠かせません。

犬や猫と暮らしていなかった頃の自分からすると、たぶん「ありえない」と感じたことでしょう。疲れて帰ったら酒飲んで寝たいわー!なにもしたくねー!!、と思ってましたから(笑)

人間って変わるものですね。不思議なものです。

一人だからこそ、おすすめしたい犬との生活

一人暮らしで犬を飼うのは、一人ですべて面倒をみる大変さもあります。でもそれ以上に、返ってくるものがたくさんありますよ、と僕は言いたいです。

僕の例をいくつか挙げてみると…
  • 痩せた、健康になった
  • 不摂生をやめて、日々の散歩や自炊をするようになったから
    健康診断の結果も、以前に比べるとめちゃくちゃ良好に

  • 堅実的に人生を考えるように
  • 「自分に何かあったら、こいつらは…」と考えると、やる気が高まります

  • ストレスに耐性がつく
  • 日々の仕事でストレスが溜まっても、愛犬や愛猫に好きなだけ癒されることができる

こんなこともあって、僕は心身ともに豊かにしてもらえました。
今でも毎日、仕事を終えて家に帰ったときに、扉の前で待ってくれている犬猫の姿を見るのが楽しみで仕方ないです。

一人暮らしだから、と諦めるのではなくて、今回書いたようなことも受け入れられる人なら、犬を飼ってみるのもいいんじゃないかなと、僕は思います。

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