dog0216 夏は川やプールで、水遊びが楽しいシーズン!
愛犬も一緒に水に入って、楽しく泳いでくれたら嬉しいですよね。

最近はドッグランなどでも犬専用のプールがあったり、「犬を泳がせる」環境が、どんどん整備されてきています。泳ぐことが大好きなワンちゃんには嬉しいですが、うちの子は泳げないし、水が嫌いだから…と、残念に思う飼い主さんも多いのでは。

ということで今回は、犬と泳ぎについてまとめました。
「犬は、教えなくても犬かきができる」と思ったら…実は、そうでもなかったりするんですヾ(;´▽`A“

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泳ぎが苦手、水嫌いな犬もいる!?

実は、犬でも水が苦手だったり、泳げなくて溺れてしまう子もいるんです。
特にその子の犬種によって、水が得意か、そうでないのかが大きく変わってきます。


泳ぎが得意!水が好きな犬種

ラブラドールレトリーバーや、ゴールデンレトリーバーなどの「レトリーバー種」。ニューファンドランド、ポインター、セッター、スパニエル、プードルなど。

特に「レトリーバー種」は、水辺での狩りに備えて品種改良されてきた犬です。ラブラドールレトリーバーは、よく見ると、足に水かきがついていたりします。


泳ぐのは苦手…水を嫌いやすい犬種

ビーグル、テリア系の一部(テリア系でも泳ぎが得意な子もいます)、ダックスフンド、パグ、フレンチブルドッグ、ウィペット

森での猟に活躍していた犬種は、水に入る機会がなかったことから、泳ぐことが得意でないと言われています。
また、足の短いダックスフンドや、マズルの短い犬種なども、その体型から泳ぎが苦手な場合が多いです。


うちの子は泳ぎが苦手な犬種だから、泳げないのかな…
…と、がっかりするのは早いですよ~!


僕の愛犬エドモンは、ミニチュアダックスフンドの男の子です。
泳ぎが苦手な犬種ですが、水が大好きだし、とても上手に泳ぎます。

川に連れて行くと、自分から水へ入っていきますし…
「もう出るよ!」と水から出しても、まだ遊びたい~とまた水へザブザブ(笑)


性格もあるかも知れませんが、水の恐怖心を取り除いて、根気よく泳ぐ練習を続けていけば、大抵のワンちゃんは泳げるようになると思っています。


ということで、次は泳ぐ練習についてまとめました!

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泳げる犬に大変身!泳ぐ練習での教え方

水が嫌いな気持ちを解消

シャワーなどの水音を聞いただけでアタフタしてしまう子は、恐らくシャンプーされた時などに嫌な思いをして、それがトラウマになっていると考えられます。

ここまで水を嫌っている子は、最初が肝心です。
まずはシャワーでちょろちょろ程度に水を出して、体(お尻が一番良いです)に少し水を浴びせつつ…おやつ!そのまま落ち着いていられたら、またおやつ!
とにかく「水に濡れる=いいことがある」と理解してもらいます。


濡れることにパニックを起こさないようになったら、次は浅い水に入る練習に。

小型犬など小さな子なら、大きめのタライでもオッケーです。
大体、胸の辺りが浸る程度の水位にして、水の中でオモチャで遊んだり、おやつをあげたりします。


泳ぐ練習~犬かきの上手なコツは?

dog0215 水に浸かることに苦手意識がなくなってきたら、ようやく泳ぐ練習へ!

いきなり犬用プールに連れて行くのは難易度が高いので、僕のおすすめは自宅のお風呂です。冷たい水だとびっくりしやすいので、翌日の残り湯くらいが丁度良いですね。人間の膝くらいの水位に調整しておきます。

飼い主さんも一緒に水に入るので、濡れても大丈夫な格好になっておきましょう。


犬を泳がせる基本練習


  • 犬の後ろに立ち、脇の下~肋骨あたりを両手で覆うように抱っこします。
  • そのまま、ゆっくりの水の上にかざすと、自然と犬の手足が動き始めます。いわゆる「エア犬かき」ですね。
  • そーっと、水に浸けると犬の体が自然と水に浮くのが分かるはず。
  • 犬が水を掻く動作をするので、両手は胴体から離さず支えます。

最初は「バシャバシャッ!!!」と凄まじく水しぶきがあがるので、驚かないで下さいね~



この子も最初は必死のあまり、軽くパニックになっていますが…。少しずつ落ち着いて、ゆっくりと犬かきできるようになっています。

動画中の男性はレッスンの先生だそうで、尻尾を引っ張ったりして支えていますが、これは素人の私達はマネしないほうが良さそうです。
僕も愛犬エドモンにやってみましたが、すんごい怒られました(笑)


泳ぎの上達のポイントは、しっかり後ろ足を使うこと。

後ろ足の動きがしっかりしていないと、お尻が沈んでしまい、「溺れる!」と焦ったワンちゃんが必死に前足をバタつかせて、更にパニック…という悪循環になります。
胴体を支えながら、後ろ足をチョンチョンと触って、「この足を使うんだよ~」と促してあげましょう。

愛犬との水遊びの注意点

最後に、愛犬との水遊びで注意したいこと。
腰に負担を掛けずにできる運動なので、ぜひ取り入れたい犬の水泳運動ですが、おすすめしないワンちゃんもいます。

心疾患、てんかん、糖尿病

こんな子の場合、水遊びに興奮するあまり、突然意識を失うことがあるようです。
また、妊娠中や術後の犬も、興奮させすぎないのが一番。体を水に浸けるくらいで、しばし我慢してもらいましょう。


健康なワンちゃんでも、泳ぐのはかなりの体力を消耗します。
また、体の小さな子は身体の芯まで冷えるのが早いので、長時間水の中にいるのは避けておきます。

思う存分泳いでもらったら、ゆっくり休ませて体力を回復させましょう。

目指せ!泳ぎ上手なワンコ♪

今年は水嫌いを克服して、泳ぐのが大好きなワンちゃんに変身させてみてはどうでしょうか。
泳ぐのに慣れてきたら、海や川に連れて行くとより楽しく過ごせますよ!

「うちの子、泳げるようになった!」の声が、たくさん挙がりますように♪

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