dog0220 もしも、愛犬が熱中症になってしまったら…!?

暑い季節には人間だけでなく、熱中症で動物病院に担ぎ込まれるペット達が、年々増加しています。

「愛犬の様子がおかしいかも?」

飼い主さんがそう気付いた時、慌てずに適切な処置を行えるかどうか。
熱中症の正しい処置について知っておくことで、突然の事態にも冷静に対処できます。

もしもの時でも、すぐに対処できるように、犬の熱中症の応急処置手順についてまとめました。
まずは深呼吸して落ち着いて、愛犬の処置にかかってくださいね!

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愛犬は熱中症?主な症状と対策

夏や梅雨の時期などに、愛犬がこのような姿を見せたら、熱中症の疑いがあります。いつもと違う、こんな症状はないかよく観察してみましょう。

  • 息遣いが荒い、ハアハアしている
  • いつもよりハアハアとして荒い息遣いのときは、体温を必死に下げようとしている可能性があります。


  • 体が熱い
  • 愛犬の体に手をあてて、いつもより熱いと感じたら要注意です。
    耳の中、脇の下、お腹を触って確かめてみましょう。

    犬の平熱は約38~39度で、体温が40度を超えると危険な状態に。
    普段から愛犬の体温を測る習慣をつけておくと、もしもの時に判断しやすくなります。


  • 舌や歯茎が赤い
  • 体温が上昇していることから、脈拍が速くなり、血管が拡張して粘膜が赤く充血します。


  • 落ち着きがなく、うろうろしている
  • 熱い季節に犬がこの行動をとる場合、暑くて苦しいことから、涼しい場所を探してうろうろとしている可能性があります。
    また、体調の変化に不安を感じて、落ち着きを失くしていることも。

    息遣いや体温などを確かめて、適切な処置を行いましょう。
***

愛犬にこのような様子が見られたら、

  • 涼しい場所へ移動させる
  • 氷や冷たい水を食べさせる
  • ぐったりしているようであれば、スポーツドリンク等を2倍程度に水で薄めて飲ませる

これで様子が落ち着くかどうか、よく観察します。


これでも、まだハアハアと苦しそうにしているようであれば…熱中症が進行していると考えましょう。犬の熱中症は命にかかわります。一刻も早く体を冷やして、動物病院へ!!

次は、病院への搬送前の愛犬の体の冷やし方について詳しくお話していきます。

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熱中症の応急処置!犬の体はこうして冷やす

急ぐあまりに、体を冷やさずに動物病院へ直行するのはととも危険です。
症状を悪化させ、非常に危険な状態を引き起こしかねないので、まずは体を冷やすことが大切

熱中症になってしまった場合には、できるだけ早く、応急処置を施すことが最重要。そして、愛犬の命が助かるかどうかは、時間との勝負です。

焦らず、でも迅速に処置を施していきましょう!


愛犬の意識がない場合の処置

鼻と口元だけ出して、体を水につけて冷やす

意識がないのは、かなり危険な状態です!
病院へ搬送する前に、体温を一気に下げておくことが重要になります。

<愛犬の体はこうして冷やす!>
  • お風呂などに水を張っている場合は、全身を水につけます。
  • 水を張っていないときは、シャワーから水を出して全身くまなく濡らしましょう。
  • 息ができるように、鼻と口は手で覆ってあげます。


愛犬の意識があるときの対処方法

意識がある場合は、体の中と外から冷やしていきます。

冷たい水を飲ませる

愛犬が自力で水が飲めそうなら、氷水や2倍程度に薄めた冷たいスポーツドリンクを飲ませて、体の中からも体温を下げさせます。

無理に流し込むのはNG!気管に入って窒息する可能性があるので、愛犬が自力で飲める場合だけにしましょう。


体を冷たい水で冷やす

お風呂場などに連れて行き、冷たいシャワーを全身にかけます。
鼻と口元を避けた頭から、お尻までまんべんなく濡らしましょう。目安はハアハアという荒い息が治まるまでです。


愛犬の体を冷やせたら、応急処置は完了!
急いで、動物病院へ向かいます!

病院へ搬送する間の処置と対策

dog49 まず、事前に動物病院へ連絡して、緊急の旨を伝えておきます。

場合によってはタクシーなど、一番早く病院へ行ける手段を使いましょう。

  • 体が濡れた状態でタオルにくるむ
  • 脇やお腹に保冷剤をあてる
  • 顔を支え、俯かないようにする(呼吸の確保)

この3つに気を付けて、移動の間も犬の体を冷やし続けます。


病院での熱中症の処置は?

動物病院に到着したら、あとは先生たちに愛犬を委ねましょう。

重度の熱中症の場合、後遺症が残る可能性もゼロではありません。処置が終わったら、愛犬の病状はどの程度なのか詳しく聞いておくことを忘れずに。

「愛犬に後遺症が…熱中症が引き起こすDICと肺水腫とは。」


愛犬が戻ってきたら、数日は安静にして過ごさせるようにします。

体力が低下しているので、激しい運動は数日間控えて、涼しい室内でゆっくり安静にさせます。食事の与え方など、栄養面の対策についても獣医師さんに相談しておきましょう。

愛犬が熱中症になったらするべき事

重度の熱中症の場合、発症してから30分~1時間で、愛犬の命が助かるかどうかが決まります。

駆け足でお話してきましたが、もしもの場合には、この応急処置を忘れないで下さい。いざという時にスムーズに動けるように、普段からシュミレーションしておくのがおすすめです!

また、飼い主さんの手で体温を下げたことで落ち着いて、元気になったように見えても油断は禁物。
体内に思わぬダメージを受けていることがあるので、熱中症の兆しがあった後は、必ず動物病院で診察してもらうようにして下さいね。

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犬山 はる子

犬山 はる子

パピーウォーカーの経験から犬に関心を持ち、犬の問題行動やストレスケアについての知識を深める。 現在は3頭の犬と暮らし、犬が与える癒しのパワーに日々お世話になっている。